2014年3月20日木曜日

「岐阜から発信!講演会×対談×映画上映から「みらい」を考えよう。」を開催しました!

去る2014年3月2日、岐阜県人ブラジル移民100周年記念として「岐阜から発信!講演会×対談×映画上映から「みらい」を考えよう。」と題したシンポジウムを開催しました。
当日は、満員御礼!!! 多くのみなさんのご参加、ありがとうございました。


<参加者から、感想が届きました!>
 ・岐阜新聞記者のお話、若い方々へのインタビュー、映画と、どれもすばらしく、たくさんの学びとともに、みなさまのエネルギーを感じ、感激しつつ帰宅しました。(60才代・女性)

・公開対談や映画を通じて、私も「家族」や「ルーツ」というものをもっと大切に、そしてしっかりと捉えていく必要があると感じました。(30才代・男性)


・私は小学校で外国籍児童の指導をしています。第一部前半の馬場氏の講話では、日本人が海外に移住した経緯や苦労を知ることができました。また、後半の座談会では、外国籍の若者の生の考えを知ることができました。後日、このイベントで知ったことを学校で子供たちに伝えました。子供たちは、とても頑張った人たちの子孫であるということを知り、誇りに感じているようでした。ルーツを知り、それを誇りに感じてくれたことがとても嬉しかったです。(30才代・男性)

 ・今回の対談を聴いて、私と同じ世代の日系ブラジル人の方たちが、それぞれの立場で、それぞれのルーツを大切にしながら社会で活躍されていることにとても感銘を受けました。
皆さんのお話は、同じ状況にいる子どもたちにとって、夢を与えられる存在というだけではなく、私たちにとっても、一人ひとりの生き方やルーツを大切にし、一つひとつの家族が歩んできた歴史を未来に繋いでいくことの大切さを教えていただいたように思います。(20才代・女性)

Este evento despertou em mim maior orgulho e admiração pelos nossos antepassados, pois ouvindo o relato dos primeiros imigrantes da provincia de Gifu que emigraram ao Brasil através do jornalista do Gifu Shinbun Sr. Umada, tive a oportunidade de conhecer alguns dos desafios e das peripécias que enfrentaram em um país totalmente desconhecido, se tornando um exemplo a seguir por nós, trabalhadores brasileiros no Japão.
 Também fez renascer a esperança em nossa comunidade, ao ouvir o esforço e os obstáculos enfrentados pelos jovens brasileiros que participaram do painel, pois apesar de todas as dificuldades nos estudos, na crise de identidade, separação dos familiares, problemas de saúde e no mercado de trabalho, mostraram que “não se rendem ao cansaço”, demonstrando sua perseverança no dia a dia, e no desejo sincero de ser colaboradores para uma melhor compreensão e união entre o Brasil e o Japão!(40才代・ブラジル出身女性)

・映画を通して、日系ブラジル人・アラマキ カイオくん一家の日本での生活を見て、日本のブラジルコミュニティの絆やつながりの深さに羨ましさを感じる一方で、こうしたつながりが隣近所で生まれていくことがこれからの日本社会の明るい未来の鍵だと思いました。
 将来に向けて一生懸命努力する子どもたち、言葉の壁にぶつかりながらも家庭のために一生懸命働く大人たち、彼らがどのような想いでどのような生活を送っているのか、もっと多くの人に知ってほしい。この映画には、まだまだ知られていない日本の現実が溢れています。(20才代・女性)


<当日のようす>
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 13:30- 第1部  参加費無料/逐語・ポルトガル語通訳あり
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講演・岐阜からブラジル移民100周年・特集連載
「ジャポネス・ガランチード(日本人は信用できる)」を担当して
岐阜新聞 記者 馬田 泰州さん

連載記事はこちらからもご覧いただけます
◎岐阜新聞web
http://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/2013/japones_garantido/


14:20- 公開対談
日系ブラジル人の若者×映画主人公の青年×馬田記者

 登壇者 アマンダ ジメネス シゲイさん      横溝 クリスティーナ 小百合さん
      アラマキ カイオ イオシカネさん  馬田 泰州さん
                        進行/小島祥美さん(愛知淑徳大学准教授)

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15:15- 第2部  参加費1,000円(特製「岐阜県人ブラジル移民100年誌」冊子付き)
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ドキュメンタリー映画「ブラジル ノ ニッポン」上映会 ※日本語・ポルトガル語の字幕あり




さいごに  進行/渡辺マルセロさん
(NPO法人MixedRoots×ユース×ネット★こんぺいとう代表理事)
 カイオくんとお父さん
 オチャンテ ロサさん  オチャンテ カルロスさん    
 
 




主催 NPO法人MixedRoots×ユース×ネット★こんぺいとう
共催 科研費若手研究B「定住外国人の子どもに対するキャリア教育の在り方に関する研究」
協力 岐阜県国際戦略推進課
 






当日の様子は、岐阜新聞2014年3月7日に掲載されました。